
Face Bookを始めた頃、
知らない間に「友達リクエスト」を出してしまった私に
丁寧なメッセージをくださり、
「これもご縁ですから。。。」とお友達になってくれた
パリ サンジェルマンにある
カフェ・ド・フロールのギャルソンとして有名な
山下哲也さん。
パリではこのカフェの目の前のホテルに滞在していたので、
「はじめまして」と挨拶したら「お顔をみたらすぐにわかりましたよ。
私の「猛暑なのでラベンダー色の帽子を買いました」というFBの投稿を覚えくれていて、
ピンクのお帽子はかぶってないのですか?」と切換されました。

観光客と常連がごった返す中、
マエストロのように場を仕切っている姿は美しいなと。

薦めてくれたこのフレッシュレモンジュースのお陰でまた元気にパリを闊歩♬

そして向かった先はカフェから5分ほど歩いた裏通りにあるIRIE。
プロフィールや上の衣装もですがIRIEの服が好きで、
パリ本店のSoldもいつも楽しみにしています。
ムッシュIRIEにも初めて会えて感激!


広告写真会の巨匠に「あなたは、何故、光の事がわかるの?」と聞かれて、
「天賦の才能だと思います」という答えが浮かんだわたくし 汗
肉眼とカメラの色の捉え方には大きな「違い」がある。。。
という事実を知る経験を重ねることが大切。
壁の色の美しいパリ リオン駅近くのrue Cremieuxですが、
花の色を優先すると壁の色は消えます。
フォトショップの「あぶり出しの術」でこすってみましたがこの程度。
生徒にどうしたらいいですか?・・・・と聞かれる度に、
「欲張りは失敗のもと」とお答えしています 笑
いきなりですが、
パリ12区のリオン駅近くの裏通り rue Cremieux
の写真です。
一人旅は、納得できるまで写真に向き合えるのがいいところ。
この場所で、午前中いっぱい粘って、試行錯誤しながら撮影した写真です。
団体での撮影は無理だったかもと思うほど時間をかけました。
かなりの不審者です。

日頃はLIVING PHOTOの撮り方を教える仕事をしていますが、
それ以外の「撮影方法」となると、
知らない事だらけ 笑
引きこもり写真家ですので、人混みに「浴衣」と「下駄」で出かけるのはおろか、
三脚を持ち出すなんて想像も出来ないので
プロの写真家になって10年も経つというのに、
未だに「花火」を撮ったことがありません 汗
LIVING PHOTOブランド的には手落ちなので
公認インストラクターのCoomie先生にカバーしてもらっています。
もちろん、耳年増?なので、撮り方は知ってます 笑
実際は授業でLIVING PHOTO以外の「撮り方」について教えたり、
実習に出かける時間がほとんどないので、
今回私自身が学んだ「過程」をご披露したいと思います★
パリで写真の勉強をされたAPAの先輩フォトグラファー勝尾仁氏より
面白い場所があるから・・・・とその日の朝にメッセージをもらい
考えていた「パリの色」というテーマにぴったりだったので
喜び勇んで出かける事にしました。
今回のパリは一人旅なので、
メトロに乗るのは控えて全てタクシー移動。
ホテルのフロントにお願いしても、全然タクシーが来ないので
ベルボーイのお兄さんが、「リオン駅なら63番のバスが便利ですよ」と親切に発車寸前の
バスを体を張って止めてくれたので、飛び乗りました。

リオン駅から数分の場所にある裏通り
rue Crenmieuxという通りです。
勝尾氏が色鮮やかなサンプル写真を添付してくださっていたので、
同じようなシーンが広がっている・・・・・と期待したのですが、
通りに入った時に目に入ったのは次のような光景
地味すぎる・・・・・・・笑

せっかく NikonD750を持ってきたのに・・・・
勝尾さんに教えてもらったのに・・・・・
お兄さんが捨て身でバスを停めてくれたのに・・・・・
多分近所なら速攻諦めていたと思うのですが、
何とか「形」にせねば女がすたる~~~~~と
写真家魂に火がつきました 笑
まずは、とりあえず大量にシャッターを切って画像を確認しながら
何が魅力で、何が問題なのか考える事にしました。
★家の壁面のペイントが色鮮やかで美しい
★抜けるような青空で晴天
好条件で撮れないのは私に問題があるのは必至
朝の早い時間だったので、陽が低くて片方の壁面の半分にしか
光が当たっていない事が問題

これ以上露出補正をプラスにすると壁面のせっかくの色が抜けてしまいます。
太陽が登るまで2時間待てば解消されると思うのですが
通りの反対側との明暗差が解消されるまで更に2時間、合計4時間は待てない。
多分、その時間には「青空」が光線の角度でダメになるかも・・・・
今できることを考えて、思いついたのが
Nikon D750についているアクティブDライティングを「強め」に設定すること。
予想通り、ここまでの明暗差では焼け石に水。
次の手はHDR「強め」。
期待通りに威力を発揮して小躍り!
さらに、色を強調するために
カスタム・ピクチャーコントロールのVIVIDの彩度を+2に。
ホワイトバランスはAUTOのままです。
優しいナチュラルな色使いからは程遠い作風となりましたが
なんだか外人フォトグラファーっぽい。
アメリカのフォトギャラリーでよく見かけるこの世のものとは思えない「ペキペキ」した色?
元はといえば、勝尾さんが送ってきてくれた
「サンプル画像」がそんなでした。
Wi-Fiがつながってないので、
サンプル画像を確認しながらの撮影は出来ませんでしたが、
一瞬見ただけの私の画像の「記憶力」はなかなかのもので、
かなり近い仕上がりに。
200mほどの通りなのですが、ほぼ同じ立ち位置 笑
こんな感じの写真だったような★

ボケ感が出ないようにパンフォーカスにしたかったので
Mモードで絞りはf10
レンズは24-85mm f3.5-4.5を使っていますが、
歪みが出にくいように、出来る限り望遠側に調整しながら立ち位置を調整。
垂直はグリット線を使いながら気をつけて撮っていますが、
更にフォトショップの「角度補正ツール」と
「レンズ補正」で歪みを補正しています。
露出の違う画像数枚をカメラ内で合成するHDRを使用すると
明暗差が少ない写真が撮れますが、
連写した画像を使うので
手ブレしないようにしっかり構えます。
手ブレするとかなり悲惨 笑
(良い子は三脚をつかいましょう)

敵は「手ブレ」だけではありません。
被写体ブレも大敵。

時間をかけて色々やっていると、
お掃除のおばあさんに睨まれてドキドキしますが
良いことも。
ほとんど人通りが無かったのですが、
写真が趣味だという5Dを持ったアメリカ人女の子とも仲良くなって
撮ってもらいました。

さらに、猫が慣れて、なつくというおまけ。
猫写真家というのは、時間が大事なのだなと学ぶ 笑

いい感じの場所にじ~~~っとしてくれた黒猫ちゃん
HDRのぶれぶれ写真も多いのでとにかく沢山撮っておくことが大切

通りには勝尾さんそっくりなパリジャンも!?

色が毒々しいのに疲れて
「ピクチャー・コントロール」の「ニュートラル」でもおさえておくことに★

普段はひたすら50mmのレンズで「部分」を切り撮ったり、
ボカした写真を撮るLIVING PHOTOですが、
旅の写真は冒険できるから楽しい!


温泉と森林浴の旅

新緑の美しい伊豆の修善寺へ
そんなに入ったら溶けちゃいますよ・・・
と言われるぐらい温泉が好き★
そう言えば「温泉ソムリエ」の資格も持ってます。
「資格」にはあまり興味がないのですが、
芸能人や、テレビ局の女子アナや、有名雑誌の編集長がうちに来ると言うから
セミナーをしてもらって一緒に勉強会をしたのが懐かしい。


手水舎だって、お湯。

独鈷の湯(とっこの湯)


温泉場といえば、
ノスタルジックな昭和な「射的場」でしょ。


久しぶりの ゆるゆる かわいい LIVING SOTO
今月のフォトセミナーLIVING PHOTO Intermediateの
LIVING SOTOの作例として撮ってみました。
細かい設定を授業で詳しく教えますのでお楽しみに★

祇園のお茶屋を改装してオープンしたライカのお店。
許可をいただいて撮らせてもらいました。
とても素敵です!

オープン二ングパーティーに呼んでもらったのに、行けなかったので、
写真を見せてもらいました。
サッカーの中田ヒデもいて、ミーハーなワタクシとしてはますます残念。

祇園の歌舞練場の真ん前にある町家ですが、
3年ほど前までは、お茶屋だったそうです。
初めてライカのレンズがバルナックによって作られたのは1914年。
ライカ百周年を記念して作られた店舗なのですが、
なんと、この町家も同じ年に建てられたそうです。
棟上げの年が書かれた棒がおたふくの横に飾られていました。

こちらの2階には広々としたギャラリーとサロンがあります。
京都に行くたびに立ち寄りたい所がまたひとつ増えました。
皆様も是非!

私も、そろそろ欲しいな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
来年LIVING PHOTO10周年ですしね♥

箱根 彫刻の森美術館で
開園直後から子供たちが駆けつけて人気なのが
色の美しい「ネットの森」
ここで子供たちを撮ると、
とっても可愛らしく、フォトジェニックに撮れるので
一眼レフを持ったお母さんも沢山います。
スケール感を出すために、
可愛い足を出した瞬間を撮ってみました★

私が写真表現で特にこだわりがあるのが「色表現」
PENTAXはデジタルフィルターやカスタムイメージやスマートエフェクトが充実しているのが魅力。
あまり知られていないのが残念でならないのですが、
色や質感にこだわったフィルターを合計すると30種類以上もあります。
色が綺麗~~~♪と思ったものはポップチューンで★
選び損ねて、ナチュラルで撮ると残念なことに・・・・・

PENTAX Q7は光で絵を描く道具だから
筆を間違えちゃダメ★