HELENE DUJARDIN workshop 1
2012年 12月 08日
毎年この時期は、楽し過ぎるせいか、はしゃぎすぎて(笑)体調を崩しがち。
限られた体力の中で毎日のセミナーや家事に専念するために、
PCに向かう時間を削って早寝早起きを心がけていました♪
ブログの更新がすっかり滞っていましたが、
アメリカの写真、お待たせしました♪
12月初めに行った10日間ほどの渡米目的は、
憧れのHelene Dujardinの下でFood Photographyの勉強と、
New YorkでのLIVING PHOTOの撮影。
Helene はTarteletteというブログをご覧いただければ
わかるとおり、素晴らしいフォトグラファー
LIVING PHOTOのクラスでも紹介しているように
Plate to Pixcelという著書も。
夏にこれを読んで予習して参加しました。
Heleneはフランス人で、リチャードギア似のアメリカ人の素敵なご主人と結婚してチャールストンに住んでいます。流暢な英語なのですが、ネイティブでない分、南部なまりも強すぎす、わかりやすくて助かりました。パティシエからフォトグラファーに転身して、今では撮影だけでなく、フードフォトグラフィーを教える仕事をしている彼女に、自分の経歴を重ねて勝手に親近感を持っています(笑)
こうなったら、私もジョージ・クルーニー似のアメリカ人との出会いにあやかりたい!?(笑)
Heleneのワークショップは東海岸のNYとフロリダの中間あたりに位置するSouth CarolinaのCharlestonで開催されました。
Charlestonと言えば、私にとってはみんなの歌の「五匹の子豚」ぐらいしか思い浮かばないのですが、
映画「風と共に去りぬ Gone with the wind」でレッド・バトラーが活躍した舞台としても有名。
観光も少しできましたが、もっとゆっくり見て回りたかった・・・と思うほど植民地時代のコロニアル様式の古くて美しい街並みが残り、アンティークショップも多く、落ち着いた素敵な街でした。
TuterはHeleneの他にも、フードフォトグラファーとして活躍している Clare Barbozaと
フードスタイリストのTami Hardemanの3名にシェフが2名の贅沢さ。
ワークショップは空港から車で30分ほどの海辺の素敵な別荘で
ホームステイのようなアットホームな雰囲気での「合宿」。
スタッフ5名と生徒12名全員がホテルではなく、お屋敷で・・・というのは
ベッドルームが沢山あるアメリカならでは。
日本でもやってみたいな・・・と思うのですが、そんな巨大な貸別荘は聞いたことがないですね。
参加者のほとんどが、料理研究家や食品関係の仕事をしていている人か、
プロの写真家などエキスパートばかり。
中にはニュージーランドで料理本を14冊も出していて、
テレビでレギュラーの番組も持っているというJulie le Clercも。
Julieのブログにこのワークショップの記事を見つけ、
同じような事を感じていたことを改めて知り嬉しくなりました。
いつか一緒に仕事をしましょうね♪って誘われて嬉しかったです★
レクチャーのテキストはメールで送られてきたPDFをiPadかノートPCで見ながら受けます。
確かに写真が美しいので、特に写真をテキストとして使う場合は秀逸。
近い将来、LIVING PHOTOもiPatを持ち込んでもらっての授業・・・・と真剣に考えています。
話しはそれますが、私がかつて航空会社でフライトしていた時、ステイバックの半分近くを占領していたフライトマニュアルも、
最近ではクルーに会社から一人一台iPadが支給されてそこに全部入っている・・・という事らしいです。
レクチャーの後は、キッチンに用意されている食材をテーマに合わせてスタイリングして各自で撮影。
家の地下に、無造作に食器類やカトラリー、リネン類、ボードが置かれていて
選んで盛り付りつけるのですが、どのパーツも素敵なので失敗する気がしない(笑)
これは、一番初めのテーマ「Antipast」
チーズの白い紙がドレスみたいで、いいわね~とほめてもらいました。
バリエーションとして俯瞰でおさえたこちらは、
赤いペッパーが逆向きだし、普通ね・・・って(汗)
私もそう思いますが、控えめな写真も組み合わせには必要かと・・・
こちらは「アングルが大胆でいいわね~」と、気に入ってもらえました♪
一つのスタイリングで印象の違う3枚★と自分で決めて撮ってみた次第。
続きはまた明日♪